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インビザライン矯正を途中でやめたらどうなるの?リスクを徹底解説

インビザライン矯正は、マウスピース矯正の中でも目立ちにくく衛生的なことから圧倒的なシェアを誇る治療方法です。 一方でさまざまな理由で「途中でやめてしまった」「治療がつらくてやめたい」という人も多くいます。

この記事では、インビザライン矯正を途中でやめる原因やリスク、やめないポイントなどについてご紹介します。インビザラインを途中でやめてしまった、やめたいと思っているという方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

インビザライン矯正を途中でやめた原因とは

インビザライン矯正を途中でやめる原因には以下の4つがあります。

【原因】

  1. 1.アライナーの装着時間を守れずに中断した
  2. 2.引っ越しをきっかけに中断した
  3. 3.妊娠・出産をきっかけに中断した
  4. 4.治療中のトラブルをきっかけに中断した

それぞれ詳しく見ていきましょう。

関連記事:インビザライン矯正とは?治療ができない人の特徴や代わりの治療法

原因①アライナーの装着時間を守れずに中断した

1つ目の原因は、アライナーの装着時間を守れなくて中断してしまうケースです。 インビザライン矯正は1日20~22時間の間、アライナーをつけたままにしなければいけません。 ついつい面倒になってしまい、食事のあと、外出時、寝る際などに装着を忘れて装着時間が守れず、治療を中断してしまう人もいます。

装着時間を守れないと計画通りに歯が動かず、場合によってはアライナーがはまらなくなる場合もあります。 アライナーがはまらなくなると、新たなアライナーを作り直すなど手間や費用も増加するため、中断してしまう人が多いのです。

原因②引っ越しをきっかけに中断した

2つ目の原因は、引っ越しをきっかけに中断するケースです。 インビザライン矯正にかかる期間は、一般的に2~3年ほどです。そのため、治療中に仕事や家庭の事情でやむを得ず引っ越ししなければならないという人も中にはいます。
インビザライン矯正の通院は1ヶ月に1度程度です。近隣への引っ越しなら通院も可能ですが、かなり遠方への引っ越しで不可能になる人もいます。
こういった場合は、まず通院しているクリニックに相談し紹介状を書いてもらいましょう。紹介状を書いてもらい転院することで、転院先でスムーズに矯正を継続できます。

原因③妊娠・出産をきっかけに中断した

3つ目の原因は、妊娠・出産をきっかけに中断するケースです。 もちろん、矯正中に妊娠した場合でも続けることは可能です。しかし、つわりでアライナーを苦痛に感じたり、気持ち悪くなってしまったりする人もいます。

妊娠や出産は体調の変化やホルモンバランスの変動など、身体的・精神的な変化も大きいライフイベントです。こういった場合は無理をせず、まずは出産を無事に終えることを考えましょう。 アライナーを外している期間が長い分、どうしても後戻りはしてしまいます。しかし、通院しているクリニックに相談すればできるだけスムーズに再開できるよう計画してくれますよ。

原因④治療中のトラブルをきっかけに中断した

4つ目の原因は、治療中のトラブルをきっかけに中断するケースです。 たとえば、アライナーを紛失したり、壊したりするケースです。 この場合は同じものを再度作成することになり、治療が計画通りに進まなかったり、費用が余計にかかったりするため中断する人もいます。
他にも医師とのコミュニケーションが思うように取れない、矯正治療の痛みが強い、通院がストレスに感じるなどです。これらの理由で治療を続ける意欲を失ってしまうことがあります。

インビザライン矯正を途中でやめた場合のリスク

インビザライン矯正を途中でやめた場合、「歯並びが後戻りする」「咬み合わせが中途半端な状態になる」などのリスクがあります。 矯正のどの段階で中断するかによって、リスクも異なるので中断のパターンごとに影響を詳しく解説します。

【ケース】

  1. 1.治療の開始直後
  2. 2.治療の中盤
  3. 3.治療の終盤

ケース①治療の開始直後

治療の開始直後に抜歯なども行っていない段階で中断した場合、歯並びが元の状態に後戻りする可能性が高いです。 もちろん、アライナーの作成費用など矯正に使った費用も無駄になります。
すぐに再開しようとしても、再度精密検査からやり直しとなるため、時間がかかることもリスクといえます。

ケース②治療の中盤

治療の中盤で抜歯も行っている場合は、中断のリスクが最も高くなります。 治療の中盤は歯並びも中途半端な状態で、咬み合わせも安定していない状態です。
「歯並びに隙間が開いている」「歯が傾斜している」など、リスクのある状態で放置することになるので、将来的にさまざまな問題を引き起こす可能性があります。

関連記事:インビザライン矯正で嚙み合わせが悪くなってしまう原因と対処法

ケース③治療の終盤

治療が終盤になっている段階では、中断したからといって治療前の状態にまで戻ることはありません。 しかし、きれいに咬み合わせが矯正されているわけでもありませんから、完全に治療の効果を得られません。 また時間が経つと歯並びが大きく崩れる可能性があることもリスクといえます。

インビザライン矯正を途中でやめた場合は再開できる?

インビザライン矯正を途中でやめた場合でも、再開することは可能です。しかし、再開後の治療計画がこれまで通り進められるかどうかは、診査や診断の結果によります。
中断していた期間がどの程度かなど、状況や症状によって対処方法が異なるため、再度診断を受ける必要があります。 たとえば歯が思わぬ方向へ動いてしまっていれば、アライナーの作り直しなどはじめから矯正をやり直す可能性もあります。

もちろん、やり直しには追加の費用が必要です。また、治療期間が長くなる、歯や歯茎にかかる負担も大きくなる点にも注意してください。 インビザライン矯正は途中で中断すると、金銭的にも身体的にも負担が大きくなります。極力途中でやめないようにし、止むを得ない理由で中断する場合は、医師に相談するようにしましょう。

インビザライン矯正を途中でやめないためのポイント

インビザライン矯正を途中でやめることには、さまざまなリスクや負担があります。 そこでここではインビザライン矯正を途中でやめないための3つのポイントについて、詳しく解説します。

【ポイント】

  • ・カウンセリングで相談する
  • ・治療開始前に疑問や不安を解消しておく
  • ・実績のある歯科医を選ぶ

ポイント①カウンセリングで相談する

1つ目のポイントはカウンセリングで相談することです。 インビザライン矯正を始める際には、必ず初診診断を受けます。この際にしっかりとカウンセリングを受けるのが、途中でやめないためのポイントです。

カウンセリングで矯正治療の目的や流れ、期間、費用などを詳しく聞き、理解することで治療中のストレスを抑えられます。 自分の状態や要望、疑問点なども相談しておくとよりスムーズに治療が進められます。
また治療中に不満や不安を感じた場合には、別のクリニックに話を聞いてもらいましょう。セカンドオピニオンを利用することで、不満や不安が解消できるかもしれません。

ポイント②治療開始前に疑問や不安を解消しておく

2つ目のポイントは、治療開始前に疑問や不安を解消しておくことです。 インビザライン矯正は長期間通院と治療を行うため、生活上の制限なども多くストレスがかかります。また途中でやめてしまうと治療費が無駄になるだけでなく、歯並びがもとに戻ってしまう可能性もあります。
そのため、治療を始める前に疑問や不安をしっかりと解消しておくことが重要です。たとえ些細な不安や疑問でも必ず早めに解消しておくことが、中断しないためのポイントです。

ポイント③実績のある歯科医を選ぶ

3つ目のポイントは、実績のある歯科医を選ぶことです。 実績のある歯科医なら、治療中に起こるトラブルにも適切な対応をしてくれるので、不安なく治療を続けられます。
実績ある歯科医を選ぶ方法は、クリニックの公式ホームページやインターネット上の口コミなどを確認するのが良いでしょう。 また日本矯正歯科学会には「認定医制度」があります。認定医は一定の知識と経験があることを認められているので、安心して治療を進められるでしょう。

インビザライン矯正を途中でやめるとリスクがある

今回の記事では、インビザライン矯正を途中でやめる原因やリスクなどについて詳しく解説しました。
インビザライン矯正は長期間にわたるため、さまざまな理由でやめてしまう人もいます。しかし、途中でやめてしまうと歯並びが治療前に戻る、将来のトラブルとなるなどリスクが多いです。再開も可能ですが、「治療期間が長くなる」「費用が余計にかかる」など負担が大きくなります。

最後まで続けるためには、事前のカウンセリングや信頼できる歯科医を選ぶなど、不安や疑問なく治療することが大切です。 また止むを得ない場合には、必ず医師に相談の上中断するようにしましょう。 本記事を参考に最後まで矯正し、美しい歯並びと健康な咬み合わせを手に入れましょう。

インビザライン矯正をご検討の方や治療中でお悩みの方は、ぜひ渋谷の矯正歯科「渋谷ルーブル歯科・矯正歯科」へご相談ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

【略歴】