目次

痛みに弱い人必見!痛くない歯列矯正

こんにちは

渋谷ルーブル歯科・矯正歯科です。

本日は「矯正期間中の痛み」について詳しく説明します。

 

 

 

歯列矯正が痛くなる理由とは?

矯正治療を始めるにあたり矯正治療には少なからず痛みや違和感を感じます。痛みに関しては誰しもできれば痛くないほうがいいですよね。

しかし歯列矯正を始めた友達の感想を聞くと「痛くてご飯が食べられないとか痛くて寝られない。」などよく話を聞きます。

こんな話ばっかり聞くと歯列矯正になかなか踏み切れません。

しかし安心してください。

なぜなら当院では今まで6才ぐらいのお子さんからご年配の方まで幅広い年代の矯正治療に携わってきましたが、僕が担当した患者さんに「痛いから矯正装置を外してください。」と言われたことはありません。

また痛みが理由で矯正治療を断念した患者さんは一人もおりません。

こうやって聞くと少しは肩の荷が下りたんではないでしょうか?

しかし僕の経験上、痛みに弱い人は確かに何人かおります。そういう方は普通の方と同じように矯正力をかけると痛みを感じてしまうのでできるだけ弱い持続的な矯正力をかけることで何とか矯正治療を進めることができました。

つまり痛みに弱い人には弱い人用の矯正治療方法があるわけで一般の方と同じように矯正をしてはいけないんですね。

ただこの辺りは矯正を担当するドクターの考え方ややり方があるので一概には言えないです。

 

なのでもう少し学術的に考えていきましょう。

 

矯正治療に生じる痛みは歯を動かすときの痛みです。

   ↓

ではなぜ歯を動かすときに痛みが出るんでしょうか?

   ↓

人の歯は普段は分厚いあごの骨におおわれていて、矯正で歯が動く時はその骨を溶かして歯が動きまた骨ができるといった骨のリモデリング(骨の組織変化)を起こします。

   ↓

この時に組織が変化するのですがこれが炎症反応となり痛みを感じさせます。つまり痛みの原因は炎症反応なので極論を言ってしまえば炎症反応を緩和する鎮痛剤(痛み止め)を飲んでしまえば矯正の痛みだろうと痛みが緩和されます。

   ↓

また矯正の歯の動きは2段階で動きます。矯正力が加わった日から3日間で歯が少し動き、そしていったん移動をストップします。

その後2週間後に再び歯が動き出します。矯正で痛みを感じるときは矯正力を加えてから最初の3日間ぐらいが痛いので矯正期間中ずっと痛みに耐えるというわけではなく、この3日間が主に痛いです。なのでこの3日間を乗り越えることができれば矯正治療はうまくいくと思います。

関連記事:矯正歯科の選び方とは!認定医が12のポイントを徹底解説!

それでも痛みが心配な方に適した装置

そしてとにかく痛みが嫌だという方にお勧めなのがマウスピース矯正のインビザラインです。

インビザラインは他のマウスピース矯正と違い一度に動かす量が0.2~0.25㎜と決まっております。

歯列矯正で1か月に動かす量は1~1.5㎜になります。

ワイヤー矯正(表側、舌側矯正も含む)の場合は月に1~1.5㎜動かすため矯正力を一度に大きく加えなければいけませんが、先ほど述べたインビザラインの場合、月に動かす量が約1ミリでインビザラインの場合1~2週間ごとにマウスピースを交換していきますので単純計算で1週間ごとにマウスピースを交換してもワイヤーの痛みを4等分することができるのでより痛みに配慮できる矯正装置です。

関連記事:インビザラインが人気の理由とは?マウスピース矯正について解説

まとめ

歯列矯正の痛みは歯が動くことによる骨の組織変化による痛みで特に矯正力を加えた後の3日間が痛みが出ます。この期間の痛みが耐えれないなら痛み止めも一つの手段である。

そして矯正力のかけ方矯正の方法によってある程度痛みを抑えることはできます。矯正装置で痛みが一番少ないのはマウスピース矯正のインビザラインでありワイヤー矯正の痛みに比べ4分の一程度です。

そして繰り返しになりますが矯正治療で全く痛みがないというのは不可能ですが矯正をやる人のほとんどがその大なり小なりある矯正の痛みに耐えることができるので矯正の痛みが心配な方でも矯正治療は可能で心配であればぜひ渋谷の矯正歯科「渋谷ルーブル歯科・矯正歯科」へご相談ください。にカウンセリングに来ていただければ痛みについて配慮した矯正治療方法を提案させていただきます。

ご予約・ご相談はこちら

 

この記事を監修した人

監修者の写真

医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

【略歴】