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歯列矯正で人生が変わったと感じる瞬間・変化が出やすい人の特徴

歯列矯正は歯並びを美しく整える治療です。歯と歯のすき間、不揃いな歯や八重歯などをきれいに1本のラインに戻し、ものを噛みやすく歯の機能を取り戻します。

矯正治療は審美治療としての役割も大きく、笑顔や口を開けることに自信が持てなかったが、自分の顔に見合う歯並びが手に入るとことで心持ちが変わったというケースがみられます。

この記事では、歯列矯正で人生が変わったと実感できる瞬間、変化が出やすい方の特徴を紹介します。これから矯正治療を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

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「歯列矯正で人生が変わった」と実感できる瞬間とは

歯列矯正治療が順調に進めば、生活のさまざまなシーンで「人生が変わった」と実感できるでしょう。具体的にどのようなシチュエーションで人生が変わったと思えるのか、詳しい状況をみていきましょう。

自信をもって笑えるようになったとき

歯並びが整ってくると、口を開けて顔を見たときの違和感や不揃いな感じが解消されます。自信のある笑い方ができるようになり、大きな口を開けて笑うといったことも可能になります。

笑ったときの顔全体の見え方や表情に自信がない場合、矯正治療を続けるほどに変化が実感できるでしょう。

関連記事:理想的な歯並びとは?その条件や治療方法を解説

滑舌良く会話できるようになったとき

歯並びが悪いと、筋肉や舌の動きにも影響を与えてくるため滑舌が悪くなります。正しい音声で発音がしにくくなり、発話・コミュニケーションにもネガティブな影響が出てきてしまうため、歯並びを改善する必要があります。

歯と歯がかみあい、口の中の筋肉や舌の動きも矯正されれば、正しい音が出しやすくなるため発話・会話がスムーズになります。

笑顔と同じように、「発声によって人からどう見られるだろう」という不安感も解消されやすくなるでしょう。

鏡を見るのが楽しくなったとき

きれいに揃った歯並びを自分で確認するときも、歯列矯正で結果が出たと思える瞬間です。矯正前に写真撮って比較すれば、さらに違いが実感できるでしょう。

メイクをしたときの表情、メガネをかけたり髪型を変えたりしたときの表情も、一つひとつが感動的に感じるはずです。矯正治療を終えたら、鏡を見ながら笑ったりニコッとしたり、いろいろな表情を作ってみてください。

かみ合わせが良く食事をできたとき

歯並びが揃うと、かみ合わせも治療前とは大きく異なりスムーズになります。治療前には決して合わなかった歯、おかしな方向に生えてしまった歯が正され、きれいな並びになるだけでも食事がしやすくなります。

咀嚼しづらくものを噛むのに時間がかかっていた方は、矯正によって自然なかみ心地に満足できるようになるでしょう。

虫歯や歯周病になりにくくなったとき

歯と歯の間隔やバランスを整えると、重なり合う歯や歯ブラシの行き届かない部分が解消されます。虫歯や歯周病は汚れが溜まる部分を中心に繁殖するので、矯正治療でお口の中の病気リスクを減らせます。

虫歯や歯周病にかからなくなり「以前よりもトラブルが減った」と自覚できたとき、矯正治療の効果が実感できるでしょう。

歯列矯正で変化が出やすい方の特徴

歯列矯正によって変化が出る人とは、どのようなタイプなのでしょうか。ここからは4つの不正咬合の特徴をチェックし、それぞれの変化の出方をみていきましょう。

特徴①上顎前突(出っ歯)

出っ歯と呼ばれる上顎前突の症状は、前歯が突き出すようにして生えてしまう状態です。矯正治療によって突き出た歯を正しい位置に戻すと、出っ歯が解消され横から見たときの歯もしっかりと唇の下に収まるようになります。

歯を移動させるために抜歯も適宜必要になりますが、歯の出っ張りが解消され美しい前歯になるため、表情の大きな変化が期待できるでしょう。

関連記事:出っ歯は自力で治る?原因と治療法について紹介

特徴②下顎前突(受け口)

受け口と呼ばれている下顎前突は、下の歯とあごが突き出している状態です。こちらも矯正治療によって正しい位置に戻すことが可能で、横から見たときのしゃくれ顔が解消され、すっきりとしたバランスになります。

下顎の出っ張りは舌の位置関係によって発音に支障をきたしやすいこともあり、歯並びと顎のバランスが良くなることで見た目だけではなく、発音にも良い影響が期待できます。

特徴➂八重歯・乱杭歯(叢生)

前歯の隣にある八重歯や、乱杭歯・叢生(そうせい)と呼ばれる不規則に生えた歯は、歯茎の上からも歯が飛び出して生えてくる状態です。

歯茎を飛び越えて歯が生えてくると、歯としての機能を果たせなくなってしまいます。正しい位置に戻り、しっかりと噛めるようになるだけでも大きな変化が実感できるでしょう。

関連記事:八重歯矯正の方法は?費用や期間を徹底解説

特徴④過蓋咬合

過蓋咬合(かがいこうごう)は、歯と歯が深く重なってしまう状態です。深いかみ合わせが特徴であり、上の前歯が下の前歯をしっかりと覆い隠してしまいます。

矯正治療ではこの過蓋咬合も解消させることができます。深く落ち込んでいる前歯部分を引き上げ、上と下の歯が均等にかみ合うように戻せるため、正面から見たときの口元に大きな変化がみられます。

歯列矯正で得られる将来的なメリット

歯列矯正では、歯と歯が適切に揃ってかみ合うようになるため、以下のメリットが期待できます。

【歯列矯正のメリット】

  • ・口から顎の筋肉が鍛えられる
  • ・歯を長く使えるようになる
  • ・口腔ケアに費用がかからない
  • ・胃腸への負担が軽減される

歯列矯正を行うと、歯と歯茎の位置関係が正常化するため、口の中・口まわり・顎などの筋肉が整っていきます。バランスのとれた筋肉は顔まわりの筋肉にも良い影響を与え、特定の筋肉に偏った負荷が減っていきます。

咀嚼・嚥下・発話といったさまざまな機能が改善し、将来にわたって機能を維持しやすくなることが大きなメリットといえるでしょう。

また、しっかりとものが噛めるようになるためよく噛まない状態で胃に食べものが流れていくリスクが少なくなります。

胃腸にかかる負担が減り、食事で満腹感を感じやすくなったり、消化不良による胃もたれのリスクを減らしたりといった効果も期待できるようになります。

虫歯や歯周病が発生しにくい歯並びに整うため口腔ケアがしやすくなり、歯磨きの手間の軽減、歯科クリニックに通う頻度の軽減や虫歯・歯周病治療の頻度の低減、口腔ケアへの費用が矯正前よりもかからなくなるといったメリットもあります。

関連記事:歯列矯正の種類は?特徴と比較ポイントを紹介

歯列矯正を受けるのに年齢制限はあるのか

歯列矯正を受けるための年齢制限は特に設けられていませんが、歯が生えていない状態では矯正の必要はないため、最低限乳歯が生え揃った年齢から始めるのが良いでしょう。

年齢の上限にも特に制限はありませんが、入れ歯・差し歯・インプラントへの矯正ができないため、部分的に人工の歯が入っている方はクリニックとよく相談のうえ、お口の中に適した治療方法を選んでください。

また、矯正治療によって歯や歯周組織に悪影響が出るようなケース、悪影響が出る既往症をお持ちの方は、歯列矯正が制限されます。事前に既往症と歯科クリニックそれぞれの医師に相談し、矯正治療が受けられるか確認を行ってください。

関連記事:子どもの歯列矯正はいつから?年齢のタイミングやメリットを解説

歯列矯正を受ける歯科医院を選ぶポイント

歯列矯正を受ける際には、お口の中の症状や状態を的確に把握し、治療を実施できるクリニックを選ぶことが大切です。全国にある歯科医院のうち、どのようなポイントを重視するべきなのかみていきましょう。

ポイント①日本矯正歯科学会の認定医がいるか

矯正治療について基本的な知識と経験を備えているかどうかは、日本矯正歯科学会への所属が判断材料になります。

レベルは認定医・指導医・臨床指導医に分けられており、日本全国の矯正歯科医を中心に7,000名程が会員として登録しています。

日本矯正歯科学会に所属する医師は、矯正治療の基本研修を受講し、正しい知識を得ています。歯科クリニックを比較する際、認定医レベル以上の認可を受けている医師が在籍しているかどうかを確認してください。

関連記事:矯正歯科における認定医の概要と在籍している歯科医院が選ぶメリット

ポイント②治療について詳しく説明してくれるか

説明をせずに治療に入ることはできませんが、医師の中には説明をあまり行わないケースがあります。

自由診療でありオーダーメイドの治療が必要な矯正治療では、最終的なゴールを決めたうえで治療計画を立てていきます。その際、患者さんご自身が納得できるかどうかが重要になるため、コンセンサスを取るためにも医師との綿密なコミュニケーションが必要です。

「医師が最後まできちんと質問に答えてくれるか」「治療方針や方法の説明が行われるか」といった対応力や治療方針を確認しておきましょう。

ポイント➂精密検査を行っているか

レントゲン・歯科用CTによる精密検査は、患者さん一人ひとりの症状の把握と治療の方向性を決定するうえで重要な診断方法です。精密検査に対応しているかどうかも、かかりつけ医を探すうえでの判断の参考になります。

精密検査の種類は、顎と口の全体を白黒写真で撮影するパノラマレントゲンが有名な「レントゲン撮影」・3次元的な位置関係の把握が可能な「歯科用CT(スキャン)」・写真で口や歯の表面を撮影する「口腔内・顔面写真撮影」・歯の模型作製のために、専用のコンピューターソフトでモデリングを行う「口腔内スキャン」などが挙げられます。

いずれも失敗や後戻りを防ぐために重要な画像診断のため、診断用の設備が整っているかどうかも歯科クリニック選びの参考になります。

ポイント④複数の矯正装置を取り扱っているか

矯正装置は、ワイヤー・ブラケットの両方に対応していると安心感があります。また、部分矯正や裏側矯正(見えない矯正治療)など、患者さんごとの希望に対応可能なクリニックもあります。

複数の治療方法を扱っているクリニックでは、医師の知識と経験も豊富であると判断できます。複数の治療を希望する患者さんにはそれぞれの治療法のメリットとデメリットを提示し、治療の違いや費用面の相談にものってもらえるでしょう。

反対に、一つの治療法にこだわる矯正歯科では、医師の手腕が一つの矯正方法に特化しているといえますが、他の治療法の選択肢がないという欠点もあります。

たとえばワイヤー矯正のみを扱っているクリニックでは、マウスピース矯正の相談がしづらい可能性もあるため、マウスピース矯正を希望している方はインビザラインなどの治療実績が豊富なクリニックを探すと良いでしょう。

良い結果を求めるためにはクリニック選びが重要

今回は、矯正治療によって人生が変わったと思える瞬間や、不正咬合のタイプに応じた矯正治療による変化について紹介しました。

時間と費用がかかる治療というイメージもありますが、部分的な矯正で対応できるケースや、ワイヤー・ブラケットを使う必要がない場合もあり、お口の中ごとに治療方法や期間、費用が異なります。

信頼のできる経験豊富な医師に治療を依頼することで、満足度の高い矯正治療が受けられます。カウンセリングや話し合いをしっかりと行って、納得のできるクリニックを利用しましょう。

ぜひ渋谷の矯正歯科「渋谷ルーブル歯科・矯正歯科」へご相談ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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