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理想的な歯並びとは?その条件や治療方法を解説

「歯並びが悪くて悩んでいる」という方は多くいるのではないでしょうか。身近な人や芸能人などで理想的な歯並びをしていると見とれてしまうこともあるでしょう。歯並びは美しさを決める重要なパーツだといえます。

この記事では、 理想的な歯並びが人に与える印象や条件について詳しく紹介しています。理想的な歯並びになるための治療方法についてもまとめているので、矯正治療を検討中の方は、ぜひチェックしてください。

 

 

理想的な歯並びが人に与える印象

歯並びは、初めての人に会うときの第1印象で大きな役割を果たすといわれています。なぜなら、人は初対面で視覚の情報を大切にしていて、その中でも会話をする口元には目がいくからです。理想的な歯並びと、そうでない場合の印象は大きく異なります。
ここでは、理想的な歯並びが人に与える3つの印象について解説します。

印象①清潔感がある

白く美しい理想的な歯並びだと、清潔感があるという印象を持たれます。実際に、歯の乱れがないと、歯の間に食べ物が挟まりにくく歯磨きもしやすいため、口臭や歯の着色などが少なくなります。

印象②健康的

整った歯並びは全体の健康の象徴として考えられることがあります。確かに、歯並びや咬み合わせが整っていると、食事を正しく咬み、栄養を適切に摂取できるので健康的です。また、歯や口腔内に気を遣っているということは、全身の健康にも気を付けているという印象を持たれることが多いでしょう。

印象③明るく自信がある

歯並びが悪いと、口元を気にして上手く笑えない、人との会話を楽しめないという方も多いのではないでしょうか。歯並びが整っていて口元に自信があれば、思いっきり笑えるので、明るい印象や自信がある印象を持たれます。

理想的な歯並びの条件

理想的な歯並びといえば、見た目が美しいことと思う方も多いかもしれません。しかし、実際は、審美面と機能面の両立が大切です。
それぞれ詳しく解説していきます。

条件①歯の並びがきれいに整っている

理想的な歯並びでまず大切なのが、見た目で歯の並びがきれいに整っていることです。歯列の並びに凹凸があると、顎の大きさに対して歯のバランスが合っていないため、歯が正しく並べていません。歯並びが前後に乱れていると、歯磨きがしにくくなるので、着色汚れや口臭の原因になります。また、見た目に影響するだけでなく、むし歯や歯周病のリスクで歯を失う可能性もあるので放っておくデメリットは大きいでしょう。

その他、上下の前歯を通る正中線と顔の中心がそろっていることもあげられます。上下の前歯の正中線と顔の中心がズレていると、奥歯が正しく咬み合っていなかったり、歯列が左右非対称だったりする場合があります。一見、凹凸のないきれいな歯並びに見えても中心がズレている可能性があるので要注意です。

条件②正しい咬み合わせになっている

理想的な歯並びには、見た目ではなく咬み合わせも重要です。正しい咬み合わせに調整することで、特定の歯だけに大きな負担がかかることを防ぎ、歯の寿命を延ばすことにつながるからです。

前歯の理想的な嚙み合わせとしては、横から見たときに、上の前歯が下の前歯よりも2~3㎜ほど前にあること。正面から見ると、上の前歯が下の前歯を3分の1程度覆っていること。上の犬歯1本を下の歯2本で受けていることなどがあります。
奥歯の理想的な咬み合わせとしては、両側の奥歯が均等にしっかり当たって噛めること。上の山が下の歯の溝にはまっていること。横から見たときに、下の奥歯の方が上の奥歯よりも少し前にあることなどがあげられます。

咬み合わせが乱れるデメリット

嚙み合わせが乱れていると、歯の機能と審美性に関して、両方のデメリットがあります。それぞれ詳しく解説していきます。

歯の機能に関するデメリット

咬み合わせが悪いと、まずしっかり噛めないというデメリットがあります。咬み合わせが原因でよく噛まずに食事をしていると、胃腸に負担がかかり、消化不良の原因に。また、しっかり咬む習慣がつかないため、口元の筋肉や骨の成長が進まず、咬む力が鍛えられない可能性もあります。
また、咬み合わせが整っていないと、噛むたびに顎に負担がかかるので、顎関節症になりやすくなります。顎関節症とは、口を開けるたびにカクカク音がする、顎が痛い、口が開かないなどの症状が見られる病気です。

その他、慢性的な肩こりや頭痛も咬み合わせが原因となっているケースがあります。口周りの筋肉は、首や肩と連動しているからです。咬み合わせに異常があり、咀嚼する筋肉が酷使され続ければ、首や肩までにも影響が及びます。長年、肩こりや頭痛で悩んでいる方は、咬み合わせを治療することで改善する場合があるかもしれません。

審美性に関するデメリット

悪い咬み合わせを長年放置していると、顔そのものの形まで変わってしまうことがあります。例えば、咬み合わせが原因でエラが張ってしまうケース。食べ物を噛むとき、咬筋という筋肉を使いますが、この筋肉はエラの近くにあります。咬み合わせが悪いと咬筋に余計な力がかかり筋肉が発達してしまうので、エラが張った状態になってしまうのです。

また、顔の輪郭が歪んでしまうケースも。咬み合わせが悪いと均等に噛めていないため、どうしても咬みやすい部分を使って噛もうとします。例えば、右側でうまく噛めない人は、左側で多く咬むようになります。咬み方の偏りによって、よく使う筋肉、あまり使わない筋肉が出てきてしまうと、筋肉の厚みに差が出て骨にも変化が出てきてしまうのです。顔の歪みは審美性に大きく影響するため、咬み合わせの問題は無視できません。

理想の歯並びのポイント

理想的な歯並びといえば、漠然と歯の乱れがない状態を思い浮かべるかもしれませんが、いくつかポイントがあります。
理想の歯並びの4つのポイントを紹介します。

ポイント①正面から見たときのラインのきれいさ

1つ目のポイントが、正面から見たときのラインのきれいさです。きれいさの基準として「スマイルライン」が重要といわれることがあります。

スマイルラインとは、笑ったときに上の歯の先端を結ぶラインのことです。スマイルラインが下唇のラインと一致してカーブになっていると美しいといわれています。
さらに、スマイルラインがきれいに見える条件としては、口を開けたときに、上の前歯が上唇から2~3㎜見えること。上の一番前の歯が3番目と同程度の長さ、またはやや長め。笑ったときに歯茎が見えすぎないか、見えても1㎜程度などがあります。

ポイント②横から見たときのEラインが整っている

2つ目のポイントが、横から見たときのEラインが整っていることです。Eラインとは、エステティックラインの略で、顔を横から見たときに、鼻と顎を結んでできる直線のことです。横顔の美しさの基準としてよく使われます。
Eラインよりも少し内側に口先が位置する横顔が理想とされます。Eラインよりも口先が前に出ている場合は出っ歯、Eラインに下唇だけがかかっている場合は受け口の可能性があります。

ポイント③口を開けたときの歯並びの良さ

3つ目のポイントが、前から見たときだけでなく、口を開けたときの歯並びの良さです。永久歯がすべて生えそろっているか、歯と歯の間に隙間はないか、歯が重なっているところがないか、きれいなアーチ状をしているかがチェックするポイントです。

ポイント④咬み合わせの状態

4つ目のポイントが咬み合わせの状態です。しっかり歯と歯が咬み合うには、前歯を横から見たときのズレと、前から見た咬み合わせの深さが2~3㎜以内であること、歯の上下左右が対称であること、顎の自然な動きと歯の最大面積の接触位置が一致していることなどの条件が満たされなければなりません。

理想的な歯並びになるための治療方法

理想的な歯並びになるためには、どのような治療方法があるのでしょうか。主な3つの治療方法を紹介します。

ワイヤー矯正

1つ目がワイヤー矯正です。ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる矯正装置を歯に装着し、そこにワイヤーを通します。動かしたい方向に向かって適切な力を加えることで、徐々に歯を移動させる矯正治療法です。
長年、スタンダードな矯正治療法として取り入れられてきたため、多くの実績があります。矯正装置が目立つというデメリットがありますが、現在は、白いブラケットやワイヤーも選択できる歯科医院も多くあります。

関連記事:ワイヤー矯正とは?仕組みや種類などを徹底解説

裏側矯正

2つ目が裏側矯正です。ワイヤー矯正の種類の1つで、名前の通り、歯の裏側に矯正装置を付けて歯の位置をコントロールします。外から見えないので、他の人にほとんど気付かれずに矯正できる方法です。また、歯の表面をしっかり磨けるため、むし歯や歯周病になりにくいというメリットもあります。
しかし、ワイヤー矯正の表側矯正に比べて、1.5~2倍の治療費がかかるケースがあるなど、費用負担が大きいのがデメリットです。

マウスピース矯正

3つ目がマウスピース矯正です。ワイヤーやブラケットを使わず、マウスピースの装置で歯を動かしていく、比較的新しい矯正方法です。マウスピースは透明で薄いので、周りの人に矯正をしていることが気付かれにくいのが特徴。食事や歯磨きの際は取り外せるので、衛生的でもあります。

理想的な歯並びは見た目と咬み合わせ両方大切

今回は、理想的な歯並びについて紹介しました。理想的な歯並びは、清潔な印象や健康的な印象を与えます。
理想的な歯並びといえば、歯並びに凹凸がなくきれいに並んでいる状態と考える方も多いですが、上下の歯の咬み合わせも重要です。歯列矯正では、見た目の美しさ、咬み合わせの両方を重視してくれる歯科医院を選びましょう。

ぜひ渋谷の矯正歯科「渋谷ルーブル歯科・矯正歯科」へご相談ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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