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渋谷区の「医療法人社団ルーブル歯科・矯正歯科」では、医院のお休みや診療についてのお知らせ、医院でのできごとのほか、お口の健康づくりに役立つ情報などを、日々こちらで発信しています。お時間のあるときにチェックしていただければ幸いです。

横顔美人・イケメンの特徴

今回は、口元の美人、イケメンの特徴となる方法という事で、皆さんに是非知って欲しい知識を僕が矯正医の目線から説明していきます。

皆さんも1度は美人さんやイケメンに憧れる時期があったと思います。

イケメンとか美人さんと言われる方は、やっぱり口元が綺麗です。

僕は美容外科医ではなく歯医者なので、専門分野はお顔全体ではなく、口元のスペシャリストになります。

今回はいわゆる世間でイケメン、美人ともてはやされる方の横顔について皆さんにわかりやすく説明していこうと思います。

横顔が美しい人には3つの特徴があります。

最近、自分で歯を押して歯並びを直せるという自力矯正がちょっと流行っていたりしますが、今回教えるやり方はあくまでも歯医者で行う矯正装置を付けて歯を並べる歯列矯正です。

自力矯正で歯が並ぶ事もあるみたいですが、矯正医の僕からすると全くお勧めできないです。

歯の矯正は、骨の存在する位置に歯を動かすように全部レントゲン写真を測って計算した上で歯を動かします。

対して、自力矯正は自分で歯を押して矯正するので、下手すると歯根露出、抜髄、最悪の場合抜歯も考えられます。

なので皆さんも矯正をするなら、必ず歯医者さんの歯列矯正に通って下さい。

 


 

1.Eライン

このEラインはみなさんも女性誌とかで取り上げられているので、一度ぐらいは耳にした事があるかと思います。

そもそもEラインは、1954年にアメリカの矯正医のドクターリケッツが横顔の美しさを測る為の判断基準として作ったものです。

Eラインとは・・・鼻先とアゴ先を結んで、唇の突出度を評価する基準です。

実際ドクターリケッツが提唱したのは、この線を結んでもらって、上唇はこの線より4ミリ後方に下がっている、下唇は2ミリ後方に下がっているというのがドクターリケッツが提唱した美しい横顔の基準の位置です。

ただし、これはアメリカの方を基準にしたものなので日本人の美しい横顔の基準とは少し数値が変わります。

日本人で上唇4ミリ、下唇を2ミリ後ろに下げると口元が引っ込み過ぎてしまい逆に貧相な横顔になりやすいです。

日本人の基準は、上唇が約2ミリ後方に下がっている状態で下唇はEラインに触れている状態が最も横顔が美しいとされております。

なのでご自分で鼻先と顎先に人差し指をおいてEラインを作り下唇だけ触れているいる方はキレイな横顔かもしれません。

逆に、上も下も両方指に触れている方は、Eラインの審美基準を満たしておりませんのでお近くの矯正医のいる歯医者さんへかけこんでください。


2.鼻唇角

英語で言うとNasolabial Anglと言います。

普通の方は知らないと思いますが、美容のホームページとかでたまに記載されている事があるので美容に詳しい方は知っているかもしれません。

鼻唇角とは・・・鼻の先端から鼻の付け根までのラインと鼻の付け根から上唇を結んだラインの成す角度だと言われています

この鼻唇角を提唱したのも、歯医者の矯正医の先生です。

アメリカの矯正学のマクナマラ教授という方が鼻唇角の生みの親なのですが、マクナマラ先生はこの鼻唇角が110°ぐらい開いていると横顔が美しいと提唱しました。

ですが、これも外国の方と日本人では基準が違います。

日本人の方だと、90°以上開いていれば横顔が美しいとされます。

逆にこの鼻唇角の角度が90°以下で小さくなってしまうと、口元が突出したような印象を受けます。

鼻唇角の角度が90°以下だと、ゴリラ顔、オランウータン顔という口元が突出したお顔立ちになってしまいます。

横顔美人、イケメンの条件の条件として鼻唇角度はしっかり90°以上ある事が前提になります。

さらに鼻唇角とセットで上唇のCカールも綺麗な口元の特徴として挙げられます。

上唇のCカールとは、鼻から上唇がCを描くようにカールしていることで唇がより立体的に見えます。

よく美容で上唇にヒアルロン酸を注入することが多いですが、あれはヒアルロン酸を上唇のリップに入れる事で

人中の長さが短く見えるようになり、上唇と鼻のラインがCを描くようになるので横顔がより美しく見えます。

なのでCカールもまた横顔美人・イケメンの特徴になります。


3.オトガイ唇溝

オトガイ唇溝とは、下アゴのオトガイから下唇の間にできる溝のことで、下唇の下に溝があると思いますがこの溝がオトガイ唇溝になります。

このオトガイ唇溝は横から見たときに滑らかなS字カーブを描いて溝がでていると横顔が美しいと言えます。

逆にオトガイ唇溝は、歯が前方に突出していると口が閉じにくくなり綺麗なラインが出ません。これは下あごのオトガイ筋という下唇を上に持ち上げる筋肉が

強く緊張することで梅干しジワができてしまうためです。

またオトガイ唇溝は歯並びの位置が関係しており、歯を内側に入れてあげる事で下唇の突出がなくなり滑らかなS字カーブを描いて出ます

美容の分野ではオトガイ唇溝を綺麗に出すためにはオトガイ筋の緊張をなくし弛緩させるためにボトックス注射を打つこともありますが口が閉じにくくなってしまうのでやめた方がいいかと思います。

歯医者でもボトックス注射を取り扱っているところもあるので一時的に早く横顔を綺麗にしたい場合は相談してください。

 


まとめ

今回、横顔美人・イケメンの特徴をお伝えしてきました。

皆さんも今頃鏡で、鼻唇角、Eラインやオトガイ唇溝をチェックしていると思います。

今回お伝えした特徴を持つ方は世間一般的に美人とかイケメンと言われますが、必ずしもこの特徴がなかったとしても諦めるのはまで早いです。

実はこの特徴は後から手に入れることができます。

それが、歯医者さんでの矯正治療になります。

歯列矯正で、上顎の前歯を後ろに移動し、角度を変化させる事で鼻唇角を90°以上に変化させることもできます。

Eラインも下アゴが後方に下がっていたり、上下で唇が突出しているような方でも、抜歯をして歯を後方に移動する事によって、横顔がキレイな状態のEラインを作ります。

オトガイ唇溝では、下唇が上の前歯に被っている人はオトガイ唇溝がキレイに出ません

それも矯正治療で歯の角度や位置を変えてあげる事で改善できます。

 

ただし、どこの矯正医の先生でも上記の特徴を改善できるかというとそうとも限りません。

あくまでも、横顔の審美性の向上は矯正治療の副次効果でしかなく矯正治療の目的はあくまでも歯を動かしてしっかりとした歯並びを作る事になります。

Eラインや鼻唇角を改善するのは機能改善ではなく審美性の向上なので矯正治療本来の目的とは違っていることに気を付けて下さい。

ただ、皆さんのもともと持っている骨格を綺麗に出すのも矯正治療です。

多くの方がご自身の元々の骨格がきれいに出ていなかったりしますので、矯正治療で改善できると思いますので、

是非近くの歯医者さんの矯正カウンセリングを受けてみてください。


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