医院ブログ

診療
時間

【平日】 10:00-13:00/15:00-19:30

【土日】 10:00-13:00/14:30-18:00

※休診日:月曜、祝日

キービジュアル

インビザラインとワイヤー矯正どっちが早い?ほかの特徴も比較!

この記事を監修した人

監修者の写真

医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

目次

インビザラインとワイヤー矯正どっちが早い?ほかの特徴も比較!

歯並びを治したいけれど、どの矯正方法を選べばいいか迷っていませんか?近年注目を集めているインビザライン矯正と、従来から広く行われているワイヤー矯正。 この2つの方法には、それぞれ特徴があります。本記事では、インビザラインとワイヤー矯正の治療期間や特徴を比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。あなたに合った矯正方法を見つける参考にしてください。

 

 

 

インビザラインとワイヤー矯正どっちが早い?

インビザライン矯正とワイヤー矯正は、どちらも歯並びを整える代表的な治療法です。それぞれの特徴を簡単に説明し、治療期間について比較してみましょう。

インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を少しずつ動かす方法です。1~2週間ごとにマウスピースを交換しながら、理想の歯並びに近づけていきます。一方、ワイヤー矯正は歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、それらをワイヤーでつないで歯を動かす方法です。

治療期間については、どちらの方法も一般的に1~3年程度かかります。個人の歯並びの状態や治療の複雑さによって異なりますが、平均的な治療期間に大きな差はありません。ただし、ワイヤー矯正の方が強い力で歯を動かせるため、複雑な症例では若干早く治療が進む可能性があります。

重要なのは、治療期間の長さだけでなく、自分に合った方法を選ぶことです。それぞれの特徴をよく理解し、生活スタイルや希望に合わせて選択することが大切です。

期間以外のインビザライン矯正とワイヤー矯正の特徴比較

インビザライン矯正とワイヤー矯正は、治療期間以外にも様々な特徴の違いがあります。 ここでは、値段、痛み、見た目、食事制限、歯磨きのしやすさ、仕上がりの6つの観点から両者を比較します。

これらの特徴を理解することで、自分に適した矯正方法を選ぶ際の参考になるでしょう。

値段

インビザライン矯正の費用は、全体矯正で60万〜100万円程度、部分矯正で10万〜40万円程度です。 一方、ワイヤー矯正は全体矯正で60万〜170万円程度、部分矯正で30万〜70万円程度となっています。

一般的に、インビザライン矯正の方がワイヤー矯正よりも費用が安くなる傾向がありますが、症例の複雑さによっては逆転することもあります。

痛み

インビザライン矯正は、弱い力で少しずつ歯を動かすため、痛みを感じにくいとされています。マウスピースの交換時に若干の違和感を覚えることはありますが、すぐに慣れます。

対して、ワイヤー矯正は強い力で歯を動かすため、特にワイヤーの調整後に痛みを感じることがあります。ただし、個人差があり、慣れてくると痛みは軽減されます。

見た目

インビザライン矯正は透明なマウスピースを使用するため、ほとんど目立ちません。人前で話す機会が多い職業の方にも適しています。

一方、ワイヤー矯正は歯の表面に装置を付けるため、目立ちやすくなります。ただし、最近では白色のブラケットやワイヤーを使用することで、見た目への影響を軽減することができます。

食事制限

インビザライン矯正は、食事の際にマウスピースを外すことができるため、食事制限はほとんどありません。ただし、装着時の飲み物には注意が必要です。

ワイヤー矯正は装置が固定されているため、硬い食べ物や粘着性の高い食べ物を避ける必要があります。また、食べ物が装置に詰まりやすいため、食事後のケアに気を付ける必要があります。

歯磨きのしやすさ

インビザライン矯正は、マウスピースを外して歯磨きができるため、通常通りの歯磨きが可能です。そのため、虫歯や歯周病のリスクを軽減しやすいです。

ワイヤー矯正は装置が固定されているため、歯磨きがやや難しくなります。ブラケットの周りや歯の間の清掃に特に注意が必要で、専用の歯ブラシやデンタルフロスを使用することが推奨されます。

仕上がり

仕上がりの良さは一概に言えませんが、両方法とも高い矯正効果が期待できます。インビザライン矯正は3Dシミュレーションを用いて精密な治療計画を立てられる一方、ワイヤー矯正は歯科医師の経験と技術に基づいた細かな調整が可能です。

最終的な仕上がりは、歯科医師の技術や患者の協力度、個々の歯の状態などによって左右されます。

インビザライン矯正のメリット・デメリット

インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正とは異なる特徴を持つ治療法です。患者さんの生活スタイルや希望に合わせて選択する際の参考として、インビザライン矯正のメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

インビザライン矯正の最大の利点は、その目立たない外観です。透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど気づかれません。人前で話す機会の多い職業の方や、見た目を重視する方に特におすすめです。

また、マウスピースは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に装置を外すことができます。これにより、食事制限がほとんどなく、通常通りの口腔ケアが可能となります。虫歯や歯周病のリスクを軽減できる点も大きな利点です。

さらに、インビザライン矯正は従来のワイヤー矯正と比べて痛みが少ないとされています。弱い力で少しずつ歯を動かすため、装着時の違和感も比較的軽微です。金属アレルギーの心配がない点も、多くの患者さんにとって安心材料となるでしょう。

デメリット

インビザライン矯正にもいくつかの課題があります。まず、治療効果を得るためには1日20時間以上の装着が必要です。自己管理能力が求められるため、忘れやすい方や面倒に感じる方には不向きかもしれません。

また、複雑な歯列矯正には適していない場合があります。重度の不正咬合や大きな歯の移動が必要な場合、インビザライン単独での治療が難しいこともあります。

費用面では、ワイヤー矯正と比べて高額になる可能性があります。保険適用外の自費診療となるため、治療費用を事前に確認することが大切です。

ワイヤー矯正のメリット・デメリット

ワイヤー矯正は長年にわたり使用されてきた伝統的な矯正方法です。この治療法には独自の利点と課題があり、患者さんの状況に応じて選択する必要があります。ここでは、ワイヤー矯正のメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

ワイヤー矯正の最大の利点は、幅広い症例に対応できることです。重度の歯列不正や複雑な咬み合わせの問題にも効果的に対処できます。歯を大きく動かす必要がある場合や、顎の形状を変える必要がある場合でも適用可能です。

また、ワイヤー矯正は歯に常に力がかかるため、効率的に歯を動かすことができます。そのため、インビザラインと比較して治療期間が短くなる可能性があります。特に、複雑な症例では治療期間の短縮が期待できます。

さらに、装置の管理が比較的容易です。取り外しができないため、装着時間や紛失の心配がありません。自己管理が苦手な方や、忙しくて細かい管理が難しい方にも適しています。

デメリット

ワイヤー矯正の最大の課題は、装置が目立つことです。金属製のブラケットとワイヤーを使用するため、見た目を気にする方にとっては大きな懸念事項となります。ただし、最近では白色のセラミックブラケットや透明なブラケットなど、目立ちにくい選択肢も増えています。

また、装置が固定されているため、食事や歯磨きに制限があります。硬い食べ物や粘着性の高い食べ物を避ける必要があり、歯磨きも通常よりも時間と手間がかかります。そのため、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

さらに、ワイヤーの調整時や装置装着直後に痛みを感じることがあります。また、口内の粘膜が装置に当たって傷つくこともあります。これらの不快感は時間とともに軽減されますが、初期段階では注意が必要です。

インビザライン矯正がおすすめな人

インビザライン矯正は、特定の特徴や生活スタイルを持つ方に特に適しています。 以下に、インビザライン矯正が特におすすめな人々を紹介します。

  • 見た目を重視する人
  • 食事の制限を避けたい人
  • 口腔ケアを重視する人

見た目を重視する人にとって、インビザラインの透明なマウスピースは大きな利点です。装着していてもほとんど目立たないため、接客業や営業職など、人前で話す機会が多い職業の方に特に適しています。

また、結婚式や就職活動など、外見が重要なイベントを控えている方にもおすすめです。 食事の制限を避けたい人には、取り外し可能なインビザラインが魅力的です。食事の際にマウスピースを外すことができるため、硬い食べ物や粘着性の高い食べ物など、好きな食べ物を制限なく楽しむことができます。頻繁に外食する方や、食事を重要視する方に適しています。

口腔ケアを重視する人にとって、インビザラインは理想的な選択肢です。マウスピースを外して通常通りの歯磨きができるため、虫歯や歯周病のリスクを軽減しやすいです。歯の健康に気を使う方や、既に歯周病などの問題を抱えている方にもおすすめです。また、矯正治療中でも歯科検診や歯のクリーニングを定期的に受けたい方にも適しています。

ワイヤー矯正がおすすめな人

ワイヤー矯正は、長年にわたり信頼されてきた矯正方法です。特定の特徴や状況を持つ方にとって、ワイヤー矯正が最適な選択肢となる場合があります。

以下に、ワイヤー矯正が特におすすめな人々を紹介します。

  • 複雑な歯列矯正が必要な人
  • 自己管理が苦手な人
  • 短期間での治療を希望する人

複雑な歯列矯正が必要な人にとって、ワイヤー矯正は良い選択肢です。重度の不正咬合や、歯を大きく動かす必要がある場合、ワイヤー矯正は効果的に対応できます。また、顎の形状を変える必要がある場合にも適しています。

自己管理が苦手な人には、ワイヤー矯正の固定式が向いています。装置を取り外す必要がないため、装着時間や紛失の心配がありません。忙しい生活を送っている方や、細かい管理が難しい方にとって、この点は大きな利点となります。

短期間での治療を希望する人にも、ワイヤー矯正がおすすめです。ワイヤー矯正は歯に常に力がかかるため、インビザラインと比較して治療期間が短くなる可能性があります。特に、複雑な症例では治療期間の短縮が期待できます。

インビザラインとワイヤー矯正に迷ったら?

インビザライン矯正とワイヤー矯正、どちらを選ぶべきか迷っている方は少なくありません。両者にはそれぞれ特徴があり、一概にどちらが優れているとは言えません。

そんな時こそ、専門家の意見を聞くことが重要です。矯正治療を検討している方には、まずクリニックで精密検査を受けることをおすすめします。

精密検査では、歯科医師があなたの口腔内の状態を詳しく診断します。X線撮影や3Dスキャンなどの最新技術を用いて、歯並びや顎の状態を正確に把握します。これにより、あなたの症例に最適な矯正方法を提案することができます。

また、精密検査の際には、生活スタイルや希望する治療期間、費用面での制約など、個人的な要因についても歯科医師に相談できます。これらの情報を総合的に考慮し、最適な矯正方法を選択することができるのです。

インビザラインとワイヤー矯正、あなたに合った選択を

インビザライン矯正とワイヤー矯正は、それぞれ特徴の異なる歯列矯正方法です。 治療期間はどちらも1~3年程度で、大きな差はありません。インビザラインは目立たず、取り外し可能で食事制限が少ないのが特徴です。一方、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応でき、自己管理が比較的容易です。

選択の際は、見た目や生活スタイル、歯列の状態などを総合的に考慮することが大切です。また、費用や痛み、歯磨きのしやすさなども重要な判断材料となります。

最適な矯正方法を選ぶには、専門医による精密検査と相談が不可欠です。

渋谷の矯正歯科・渋谷ルーブル歯科では、最新の設備と豊富な経験を持つ専門医が、あなたに最適な矯正プランをご提案いたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの理想の歯並びへの第一歩を踏み出しませんか?

 

ご予約・ご相談はこちら

 

この記事を監修した人

監修者の写真

医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

【略歴】

  
  

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

お電話でのご予約・ご相談 03-6455-2383

〒150-0041
東京都渋谷区神南1丁目20番17号BC神南 PROPERTY 6